2022年
7月例会報告
2022年7月10日(日)のじぎく会館1階101・102号室
例会はのじぎく会館1F101・102号室で開かれ、会員28名・見学1名計29名の出席でした。
最初は馬場会長から初夏の展示会を無事に終えて、会員協力への感謝のあいさつがありました。東浦副会長(展示会部長)から初夏の展示会実績と田淵会員によるモミジの苔玉講習会の報告がありました。展示会の当番31名、延べ人数59名、出品者19名、出品数122鉢で、会期が前回展示会(令和元年;2019年)より1日期間が短くなっているので、1日あたりの人数はほぼ同数と推測されるが、ベテランの出品が少なくなくなった分、網会員による寄せ植えの出品により、質的にはこれまでと遜色のない展示となった、中堅・入会年数の浅い会員たちの頑張りもよかったと講評されました。苔玉講習会の参加者は19名で、参加者から好評だったという声が聞かれました。
また鴨川会員から傷害保険の説明があり、山草会の行事参加にかかわる会場内での事故やけがの補償はもちろん、その往復途中での事故やけがも対象となり、事故の際には速やかに担当まで申し出てほしいということでした。
メインテーマは二つ、森田名誉会長から「夏の球根植え替え講習」として、ヒロハノアマナやアンドロキンビウム・キリオラツムなどの分球球根が会員に分けられました。シクラメン・ミラビレは実技指導では、鉢の縁を木づちで叩きながら大きな球根を取り出し、大きさを皆さんに見てもらいました。今回は普通の山草用土にベラボンを30%混ぜたものを使用し、元肥にはマグァンプを3カ所に分けて入れ、球根の生長点が隠れるまでの深さに植え込み、さらに日向土の中粒で覆いました。
もう一つのテーマは馬場会長の初夏の展示会の作品講評で、出品された鉢をプロジェクターで映写し、説明を加え、ときには作者に育て方や入手の方法などを話してもらい和気あいあい展示作品を振り返りました。
会員持ち寄りの分譲苗コーナーでは、長年作り込んだフウランの株を分け、そのお気入りの株を狙ってにぎやかでした。
卓上展示は斑入りアマチャヅル、チャボツメレンゲ、無点オニユリが並べられ、珍しいものにみんな興味津々でした。
卓上展示作品の一例 写真をクリックすると拡大します

●斑入りアマチャヅル


●オニユリ(無点)
●チャボツメレンゲ